竹内内科・循環器科の禁煙外来がTVニュースにて放送されました。(2010年12月12日アップ)
サンテレビにて2010年9月30日(木)、竹内内科・循環器科の禁煙外来の様子が放送されました。その時の映像をご覧ください。詳しくはここをクリックしてください。

*世界のタバコパッケージの禁煙メッセージ

世界各国のタバコのパッケージ警告とポスターです。

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禁煙外来 神戸市灘区 竹内内科・循環器科

禁煙外来 神戸市灘区 竹内内科・循環器科のご案内

当院禁煙外来の実際

当院では(月)(火)(水)(金)午後の診療時間内(16:00〜19:00)に禁煙指導しています。医師・専任の看護師が問診や禁煙に関するアドバイスを担当します。健康保険等で禁煙治療を受けたい方は、まずは事前に当院にお問い合わせください。

1)健康保険等の適用について健康保険等で禁煙治療を受けるには?
健康保険等が適用される「禁煙治療を受けるための要件」4点を満たしている必要があります。
1 前回の禁煙治療の初回診療日から1年経過していること。
2 ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)で5点以上。
3 ブリンクマン指数:一日の平均喫煙本数 × これまでの喫煙年数 = 200以上。
4 ただちに禁煙を始めたいと希望し、禁煙治療を受けることに文書で同意すること。

2)健康保険等を使った禁煙治療の最初の診察で行うことは?
1 ニコチン依存症かどうかチェック!
ニコチン依存症のチェックテスト(TDS)をし保険診療を受けられるかどうか確認します。
2 一酸化炭素濃度の測定
あなたの息に一酸化炭素CO(タバコに含まれる有害物質)がどれくらい含まれているか測定します。
3 「禁煙開始日」を決定し、禁煙宣言
医師と相談しながら、あなたの禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」にサインします。
4 禁煙経験の確認とアドバイス
あなたの健康状態やこれまでの喫煙・禁煙歴を医師・専任の看護師と確認します。
ニコチン切れ症状の対処法など、あなたに合ったアドバイスをもらうことができます。

3)当院で禁煙治療に用いる薬:バレニクリンってどんな薬?
  バレニクリン{商品名:チャンピックス(ファイザー)}はニコチンを含まないタイプの経口禁煙補助剤です。バレニクリンは脳内にあるニコチン受容体に結合し、喫煙由来のニコチンが受容体に結合することを阻害しタバコがおいしいと感じにくくする作用を持ちます。またバレニクリンはニコチン受容体から喫煙により得られるドパミン(快感物質)を少量放出し、禁煙による離脱症状や切望感を軽減する作用をも併せ持つすぐれた薬剤です。ニコチンを含まないためニコチンが禁忌だった循環器疾患の患者さんにも用いることができます。一方でバレニクリンにより精神疾患の悪化を招く報告があり抗精神病薬や抗うつ薬と併用することはできません。

4)健康保険等を使った禁煙治療のスケジュールは?
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。診察に行くと、はじめに喫煙状況などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素CO(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定し、禁煙状況に応じて医師または専任の看護師のアドバイスを受けることができます。費用は健康保険3割負担の場合\17,000程度です。

禁煙外来の流れ